●仕事は楽しいかね? デイル・ドーテン きこ書房
小説仕立てで大変面白く読めます。読んで全然苦になりません。「新しいアイディアというのは、新しい場所に置かれた古いアイディアなんだ」。だから、売れたま!を出してます。他業界の古いアイディアを学びましょう、ということです。マーケティングにはもちろん、仕事全般に役に立つ考え方です。「実験を繰り返す」という発想はマーケティングに必須です。
●エスキモーが氷を買うとき ジョン・スポールストラ きこ書房
読みやすく、面白く、そしてマーケティングの様々なアイディアがちりばめられている素晴らしい本です。原題はMarketing
Outrageously(常識破りのマーケティング)ですが、書いてあることは非常に納得できるマーケティングの手法です。逆に言えば、世間一般で行われているマーケティングがいかに変な常識に頃固まったものかというのがよくわかります。
●アイデアのつくり方 ジェームス・W・ヤング TBSブリタニカ
この英語版を、前の会社の社長(外国人でした)からもらって読んだときには、衝撃で頭を殴られたような感じでした。大手広告代理店JWトンプソンの広告マンのノウハウです。日本語版が出て、すぐ買いました。英語版のニュアンスが若干失われていますが、それでも内容は素晴らしいです。30分で読めますが中身は一生モノ。
●私はどうして販売外交に成功したか フランク・ベトガー
これも、衝撃を受けた本の一つです。マーケターや営業マンはもちろん、ビジネスパーソン必読の本です。ビジネスパーソンとして、意外と語られないスキルが体験談と共に説得力を持って語られています。「火の玉のような情熱」の大切さは、当たり前ですが、意外と出来てないもので、私も毎朝会社に向かうエレベータの中で、「今日もやるぞ!」と唱えるようにしています。
●あなたが会社の利益を殺す犯人だ!? 小笠原昭治 エクスナレッジ
わかりやすくて面白い本です。 実践できるノウハウがあふれています。「これは実際にやってないと書けないな」という部分がたくさんあります。著者は多分相当に実践経験を積んだ方だと思われます。読みやすいし、おすすめです。
●「分かりやすい説明」の技術 藤沢晃治 講談社ブルーバックス
マーケティングにおいて、コミュニケーション(いかに伝えるか)の技術は重要です。その基礎固めに良いと思います。
●日経ビジネス 日経BP社
考える材料の宝庫です。年間購読するといいと思います。
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